Text
プロパティの範囲でテキストの形やサイズを変えることが出来る。
font-family
色々なフォントがあるが、これを使うには自分のコンピュータ上ではなく、ユーザーのコンピュータ上にそのフォントがあることが（殆どの場合）必要である。よく使われる「安全な」フォントが幾つかある。他のフォントもカンマ(comma)で区切ることで指定することが出来る。例えば
font-family: arial, helvetica, serif
とするとブラウザは最初arialからフォントを探し、それがコンピュータ上で見つからなければ次のhelveticaへ行く。異なるコンピュータはことなるフォントがインストールされている事があるので、こうして幾つかフォントの種類を指定しておくのは良いことである。
注意：フォントの名前が二語以上で構成されている場合は、これをクォーテーションマークで囲まなければならない。
font-size
フォントサイズは要するに文字の大きさである。
注意：見出しはフォントサイズを大きくして実現するべきではない。h1, h2などを使うべきである。
font-weight
これは文字が太字かそうでないかを表す。bold, normalがよく用いられる。
例
font-weight: bold font-weight: normal
font-style
これはテキストがイタリック体かそうでないかを表す。
例
font-style: italic font-style: normal
text-decoration
テキストの上下と、真ん中（つまり文字をこんな風にする）に線を引くことが出来る。
注意：下線はリンクにだけ用いられるべきである。というのは下線の引いてあるテキストはリンクだという一般常識があるからである。
また下線をnoneを使って消すことが出来る。
text-transform
文字の大文字と小文字を変えることが出来る。*1
Text spacing
letter-spacing, word-spacing: 字間や単語の間のスペースを変えることが出来る。
line-height: 行の高さを変えることが出来る。
text-align: テキストを左右、あるいは真ん中に配置することが出来る。
text-indent: 最初の行を（好みの幅で）インデントすることが出来る。
*1:日本語ではあまり関係ない。
