Links
今まではページは独立だった。しかしインターネットを特別なものとしているのは、個々のウェブページが互いにリンクして繋がっているという点である。
HTMLのHとTは"hypertext"を表しているが、これは基本的にテキストリンク(linked text)のシステムのことを意味する。
アンカータグaはリンクを定義するために使われる。アンカータグにはリンクの接続先の情報を加える必要がある。この情報はアンカータグの中の属性タグhrefで定義される。リンクは"http://www.htmldog.com"のように絶対記法で記しても良いし、現在のページに対する相対記法で記しても良い。
例えば同じディレクトリの中に別のファイル"flyingmoss.html"があるとすると、リンクのためのコードは次のようになる:
<a href="flyingmoss.html">The miracle of moss in flight</a>
リンクはHTMLファイルに限らず、ウェブ上のどこにあるどんなファイルになされても良い。
リンクは同じページの別の部分にもできる。これはidタグを用いてできる。このタグはどんなタグにも属性として加える事が出来て、例えば
<h2 id="moss">Moss</h2>
としておいて、アンカータグを用いてリンクを
<a href="#moss">Go to moss</a>
と構成すれば良い。